ブラック企業に就職してしまった場合、どういった対処法があるのでしょうか?
厚生労働省は「ブラック企業」について以下のような特徴を挙げています。
① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
これは厳密な定義ではなく一般論ですが、長時間労働、重いノルマ、残業代の不払い、パワハラなどはブラック企業の大きな特徴です。
更に残業の過多、雇用契約を不当に不利な条件で結ばせる、セクハラ、やりがい搾取などもブラック企業の特徴として挙げられます。
ブラック企業への対処法
ブラック企業に勤めて悩んでいるのなら泣き寝入りする必要はありません。
労働条件相談ほっとライン
時間外労働、過重労働、賃金不払いなどについて相談できる厚労省の電話相談です。
労働条件相談ほっとライン:0120-811-610
月~金:17時~22時 土日祝:9時~21時
※12月29日~1月3日は休み
労働基準監督署が閉まっている時間帯に開設してます。
セクハラ、パワハラ、職場のいじめなどの問題の場合は、他の窓口を案内してくれます。
労働組合
労働組合は働くものの味方です。
社内に労働組合があるならぜひ相談してみましょう。
社内になくても連合などの大きな組合では相談窓口を設けています。
労働基準法違反は労働基準監督署
労働基準法違反がみられる場合は労働基準監督署に相談しましょう。
ハラスメントなど幅広い相談は労働局
法律違反が疑われるが分からない場合や労働に関わる様々な問題は労働局に相談しましょう。
参考都道府県労働局
弁護士
ブラック企業に法的な問題がありそうなら法テラスに相談してみましょう。
全国各地にあるので気軽に電話で相談できます。